糖尿病と闘うためのスパイス

DMspices糖尿病と闘うためのスパイス(自己流)
糖尿病に効果があると検証結果が報告されたスパイスやハーブを自己流に調合して、コーヒーに混ぜて飲んでいます。効用のほどは定かではありませんが、自分の場合は食後血糖値が低くなるようです。ただしこれらは漢方薬に使用されるものもあり小さな子供・高齢者・妊娠中の方はまねをしないでください。また腎臓や肝臓にすでに疾患の出ている方は使用をおやめください。また、これで糖尿病がなおるわけでもありません。
下記の表のスパイスやハーブを混合して、ティースプーン半分(2g)くらいをコーヒーに入れて、1日3回食後に飲んでいます。

スパイス・ハーブ名 量(g) 主な効能と考えられるもの(?)
シナモン 100 インスリンの働きを高め、コレステロールの数字を下げる
クローブ 50 血糖値、中性脂肪、悪玉コレステロールのレベルを下げる
カルダモン 40 免疫向上作用を持つほか、抗炎症作用
フェネグリーク 100 糖脂質代謝の改善効果・肝臓の脂肪蓄積量減少効果
ターメリック 100 肝臓機能の促進、動脈硬化の改善、コレステロール減少
オールスパイス 100 α-アミラーゼ、α-グルコシダーゼに対して阻害作用
ジンジャー 100 体温を上げ、代謝改善
オレガノ 100 DPP-IV阻害よるインスリン抵抗性を改善
ローズマリー 100 DPP-IV阻害よるインスリン抵抗性を改善

一杯あたり7円で、一ヶ月650円ほどになります。あまりおいしい飲み物ではありませんが、慣れると癖になります。また香りのほうですが、友人にインドネシアの路地に迷い込んだような臭いがするといわれています。

コーヒーに関しては、飲む量を1日に1杯増やすと、糖尿病の発症リスクは1割減るという発表(米国のハーバード公衆衛生大学院栄養学部研究グループが、欧州糖尿病学会の公式ジャーナルであるダイアビートロジア誌2014年7月号で発表)がありましたが、コーヒーは糖尿病の予防効果はあるが、患者にはよくないといった過去の報告などもあったようで、現在は実際のところどうなのかよくわかりません。
なにごとも、大量にそればっかり摂取するのはよくないのは、素人でも予測できますが。

さらに、この配合スパイスに追加するものとして、甘草(リコリス)を検討中です。
というのも、甘草(リコリス)の成分に、肥満や糖尿病を予防する効果があることを富山県薬事研究所の本田裕恵主任が発表されています。
肥満や糖尿病は、体内でつくられるタンパク質複合体「インフラマソーム」の活性化で 起きることが知られています。本田主任は富山大学とともに生活習慣病の予防に効果のある植物 成分を探し、約1600種類の成分で実験したところ、甘草に含まれる成分「イソリクイ リチゲニン」がインフラマソームの活性化を抑制することが分かったと報告されています。
甘草は、体内の炎症を抑える効果で知られ漢方薬に広範囲にわたって用いられる生薬です、各種の生薬を緩和・調和する目的で多数の漢方処方に配合されている一方で、その副作用として、主成分のグリチルリチンには低カリウム血症や血圧上昇、浮腫(偽性アルドステロン症)などが知られており、一時に多量に用いてはならないとされています。漢方薬的な所見にたてば、率直に加えていいとも考えられますが、その分量をどうすればいいのか門外漢にはさっぱりです。また、細かい粉末状のものが手に入るか悩ましいところです。まあ、同居人に相談すると、あっさり「カレー食べてても同じなんじゃない?」と言われそうですが。たしかに中味はそんなに違わないような・・・とほほ。
ちなみに、市販のカレー粉にはどんなものが入っているかというと、(クミン、カルダモン、シナモン、クローブ、ローレル、オールスパイス、コリアンダー、ガーリック、ターメリック、チリペッパー、ジンジャー、ブラックペッペー)などなどらしいです。ほとんど変わりませんね。・・・雑穀ご飯+カレーにするか、カレースープにでも、炭水化物の量に配慮すれば、糖尿病食にカレーはいいかもしれません。

 

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