カミツキガメのハグちん

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義兄が飼っている、カミツキガメ(別名:スナッパー)の「ハグ」をひさびさに見た。たぶん女の子だと思うんだけど確認はしていない。しっぽを持ち上げて「どれどれ」なんてやってると、「失礼な・・・(カプリ)」とやられてしまいます。
なんでも飼育許可の更新の届出で添付写真が必要とかで、撮影のために、お外の散歩とあいなったしだい。梅雨どきにはケージの鍵をあけてやると、そこら辺を散歩して自分でおうちに戻ってるらしい。
34年も飼育してるので、ベテランだと思っていたら先日うっかりして、指を噛まれたそうだ。疲れが溜まっていて、餌やりのときに注意がおろそかになっていたそうだ。食いちぎられないように、指を引かず、逆に押し込んで鉄棒を口に入れてこじ開け事無きをえたそうだが・・・。餌と間違えられて指まで一緒にパクリといったようですが、自宅で買うのはくれぐれも大変だと思う。
カミツキガメはアメリカでは普通に生息してますが、人を襲ったりとかはないようです、水の中では人影を見るとすぐに逃げ出す臆病者ですが、陸上では防御のためにかみつくそうです。基本さわらないほうがいいのですが、もし、子供などが危険なめにあいそうな場合、つかまえようと思うなら甲羅の上からやると、カミツキガメは首が長いので手を噛まれる危険があります。後ろ足とそのあたりの甲羅を持ちましょう。上の写真でもわかるように爪がけっこう鋭いので素手であつかうのは危険です。厚手の皮手袋など用意してください、それと万が一かみつかれた場合に口にねじ込こんでこじあげるための棒などもあったほうがいいでしょう。まあ、さわらないほうがいいにきまってますが。

しかし、ハグくらい大きくなると、存在感があって「亀」とかいう感じじゃないですね。運動不足で四肢に脂肪がプリッとついてて、なんとなく可愛い。

印旛沼水系では遺棄されたカミツキガメの繁殖が確認されているようですが、飼えなくなったからといって、こんなものを池や川に放つとはどういう神経してるのか。プリプリ・カリカリしててもどうにもなりませんが、駆除するほうもやるせないでしょうねぇ。

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